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百の診療所よりも一本の用水路を 中村哲の挑戦

#博覧会 #砂町エリア

百の診療所よりも一本の用水路を 中村哲の挑戦
現地の人々がメンテナンスをする
カシコート用水路(2020年)
©PMS/ペシャワール会
医師としてパキスタン、アフガニスタンで活動した中村哲は、2000年の大干ばつ以降、多くの患者たちの生活の根源にある、水不足、農地の枯渇の問題に目を向け、自ら先頭に立って取水堰・用水路を建設しました。現在までに計2万3800haの緑の大地が復活、周囲の村で農業の営みがよみがえり、65万人以上の命を支えています。

本展では、中村哲の生い立ちから、ハンセン病患者のためのサンダル工房、医療活動地域の広がりや井戸掘りなど長年にわたる活動を追い、集大成としての用水路建設とそこで活かされた技術について紹介します。そして、現在も意志を継ぎ活動を続ける方々の声を届けます。

「自然に生かされる人間が、この大地に生きるものとしての分限をどのように知るのか」と中村は問いかけました。この世界を生きていくための道標として、彼の言葉と活動を紹介します。

百の診療所よりも一本の用水路を 中村哲の挑戦

会期

2023年4月7日(金)~6月22日(木)

会場

GALLERY A⁴【ギャラリー エー クワッド】

開館時間

10:00~18:00(土曜、最終日は17:00まで)

休館日

日曜・祝日、4月29日(土・祝)~5月7日(日)

入館料

無料

展示概要

・中村哲の活動を俯瞰する年表、相関図やコラムを紹介
・ハンセン病患者のためのサンダルの実物を展示。医師としての活動の広がりを追う
・用水路建設の過程とともに、日本の伝統技術に学んだ用水路の工夫を映像と図版で解説
・現在も活動を続ける人々へのインタビューや生前の様子を映像で紹介

関連イベント

■会場:竹中工務店東京本店2階Aホール(江東区新砂1-1-1)
■定員:100名 要事前申込(先着順)
■参加費:無料
■申込方法:公式サイト(https://www.a-quad.jp/exhibition/event.html)よりお申込ください。※順次受付予定
※新型コロナウイルスの状況により今後中止、変更となる可能性があります。詳細、参加申し込み、今後の予定は公式サイトをご覧ください。

トークショー「中村哲とともに歩み、受け継ぐ」

〇日時:4月14日(金)18:00~19:30
〇講師:村上優氏(ペシャワール会会長)
〇申込:3月15日(水)10:00より受付開始

上映会+トークショー

〇日時:4月15日(土)10:30~12:00
〇上映:「医師 中村哲の 仕事・働くということ」
〇講師:谷津賢二氏(映画監督/カメラマン(日本電波ニュース社))
〇申込:3月15日(水)10:00より受付開始

トークショー「命の水を運ぶ 暮らしを支える治水の技術」

〇日時:4月15日(土)13:00~14:30
〇講師:
島谷幸宏氏(熊本県立大学特別教授)
谷津賢二氏(映画監督/カメラマン(日本電波ニュース社))
永田謙二氏(国際協力機構(JICA)国際協力専門員、ペシャワール会 理事、PMS支援室技術アドバイザー)
石橋忠明氏(有限会社光洋メタルヒューテック 代表、ペシャワール会 元現地ワーカー、ペシャワール会小川 代表)
〇申込:3月15日(水)10:00より受付開始

トークショー「中村哲と共に働いて、そしてこれから」

〇日時:6月15日(木)18:00~19:30
〇講師:藤田千代子氏(ペシャワール会 PMS支援室長)
〇申込:4月7日(金)10:00より受付開始
開催期間 2023年4月7日(金)~6月22日(木)
開催時間 10:00~18:00(土曜、最終日は17:00まで)
開催場所 GALLERY A⁴【ギャラリー エー クワッド】
(江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店1階)
アクセス 東京メトロ東西線「東陽町駅」3番出口徒歩3分
料金 入場無料
お問い合わせ先 ギャラリー エー クワッド事務局
電話:03-6660-6011
関連URL https://www.a-quad.jp/(GALLERY A⁴公式ウェブサイト)
備考 【休館日】日曜・祝日、4/29(土・祝)~5/7(日)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今後、会期や休館・イベント情報が変更となる可能性があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
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