未曽有の災害から人々を守った庭園で防災と戦争を知る・考える ー
大正12（1923）年9月1日の関東大震災では避難した多くの人々を守った清澄庭園。防災知識を深めることを目的とした防災企画展は、今回で3回目を迎えます。
東京大空襲から80年となる今年は、戦争についても触れ、改めて震災と戦災を知り、防災と戦争を考える機会となることを願い、資料や映像の展示に加え、近隣の中学校・高等学校とも連携した講演会を開催します。ぜひ皆さまでお出かけください。

大正記念館（江東区清澄3-3-9）　入場無料
※大正記念館から庭園内にはお入りいただけません。庭園を見学される際は、別途入園料がかかります。

自由参加　※事前申込不要です

（１）講演会「＜清澄庭園・中村学園通り＞だより」8月30日（土）14：00～15：30（13：30開場）
清澄庭園と中村中学校・高等学校との間の区道は「清澄庭園・中村学園通り」と呼ばれています。中村中学校・高等学校は、明治42（1909）年に「私立中村高等女学校」として設立され、関東大震災後、大正14（1925）年から現在の場所に立地しています。元校長、理事長である小林和夫氏に、清澄庭園とのつながりや歴史的背景についてご講演いただきます。
講　師：小林　和夫　氏（中村中学校・高等学校　元校長、理事長、「焼け野原からの伝言　一九四五 － 一九五一　女子生徒の言霊(ことだま)集」著者）
定　員：80名（当日先着順）
参加費：無料

（２）展示コーナー　期間中毎日（8月30日(土)は12：00まで）
防災に役立つ展示や、戦災当時の貴重な資料の展示を行います。

（３）動画視聴コーナー　期間中毎日（8月30日(土)は12：00まで）
令和5年に当園で実施した「関東大震災100年 パネル展」を基に編集したスライドショー、DVDをご視聴いただけます。

（４）ひと涼み処　期間中毎日（8月30日(土)は12：00まで）
会場の一角を「ひと涼み処」として開放します。皆さまで譲り合いながら、涼しい場所でご休憩ください。

「清澄庭園 企画展～震災と空襲の記録～」開催のお知らせ